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　社会人技術者とのふれあいによって社会実装意識を高めることとスキル獲得機会を作ることを狙って、2025年10月18日に技術交流会を開催しました。今回は2回目の工作回でした。

　工作テーマは「光コミュニケーションのためのデバイスをつくる」で、直接会話や文字情報でのやりとりができない状況下で、光を使った新しいコミュニケーションの仕組みを作ることにチャレンジしました。社会人と高専生とで2チームにわかれ、製品コンセプトの発案、それを実現する基本構造の設定を行い、実際に動かせるプロトタイプの製作を進めました。あるチームは光と効果音（音楽や掛け声）で普通の応援以上に盛り上げに貢献するようなデバイスを目指しました。もう一方のチームは、フルカラーLEDがあらかじめ決められたタイミングで点灯し、相手のパフォーマンスと息が合うことで一体感を高めるデバイスを目指しました。最終的には、アイディアの核となる仕組みが実際に形になって共有できるところまで完成しました。

　熟練の社会人による調整力と高専生の瞬発力で1日で新しいデバイス2つ誕生しました。このようなイベントに限らず、色んなところで発想を形にする取組が増えたらよいなと感じられる内容となりました。