社長メッセージ/㈱エネゲート

私どもエネゲートは、1914年の創業以来、計測・監視制御技術や情報通信技術などを通じて、電力事業の発展に寄与する製品を製造してまいりました。 

皆さんのご家庭の電力量計(電気メーター)である「スマートメーター」は、通信機能により送配電網の効率的な電力供給や、電気の「見える化」を可能にしました。創業時から電力量計を製造してきた当社は、大崎電気工業・関西電力グループの一員として、スマートメーターの生産体制をいち早く整備し、電力量計ユニットの累計生産台数は1,400万台に達するなど、関西トップクラスのシェアを誇っています。同時に、発電所から変電所、また工場・オフィス・マンションなどで使われる様々な電力関連製品で電力の安定供給をサポートしています。人々が安心して電気を使うことができる社会を支えるため、今後も更なる技術開発に取り組んでまいります。

 現在、2050年までのカーボンニュートラル実現を目指し日本のエネルギー事業そのものが大きく変わる中、当社では「変化の時」だからこそのチャンスを見出し、未来を切り拓くために、新規事業領域の開拓を目指しています。そのためには、これからの時代を担う若手社員の柔軟な発想が必要です。社内の新組織「新規ビジネス検討チーム」では、若手社員が中心となり、既成の枠にとらわれない発想で、新製品・新サービスを探求しています。同時に、従業員の成長は会社の成長に直結するととらえ、毎月の「自己啓発支援手当」の支給や、動画研修サービスの見放題プランを若手社員に無償で提供するなど、スキルアップに取り組む社員への支援に力を注いでいます。

 当社で働く大阪公立大学工業高等専門学校卒業生の皆さんは、非常に探究心があり、その真剣に取り組む姿には驚かされることばかりです。設計や検査業務では、社会に対する責任感を持って取り組み、学生時代から積み重ねてきた知識と洞察力を発揮しています。また、自らの学びとして、電気主任技術者資格を取得するなど、意欲的な姿に当社も大きな期待を寄せています。

 「先輩たちと一緒に、地元関西で電力インフラを支え、脱炭素社会の実現に貢献したい」。時代とともに変化し続ける企業をめざすエネゲートの未来を一緒に切り拓いていただける方に出会えることを楽しみにしています。

株式会社エネゲート
代表取締役社長 廣田 禎秀

 

㈱エネゲート社長

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