高専ロボコン
高専ロボコンとは
高専ロボコンは、1988年から始まった、若い人たちに既成概念にとらわれず「自らの頭で考え、自らの手でロボットを作る」ことの面白さを体験してもらい、発想する事の大切さ、物作りの素晴らしさを共有してもらう全国規模の教育イベントです。
全国の高専学生が、毎年異なる競技課題に対し、アイデアを駆使してロボットを製作し、競技を通じてその成果を競うもので、発想力と独創力を合言葉に毎年開催され、2024年で37回目を迎えています。
高専ロボコン2024年 『ロボたちの帰還』
- 銀火 / 全国大会二連覇‼ -
優勝の瞬間(大会最短時間でのミッション・コンプリート)
- 全国大会概要
北海道、東北、東海北陸、関東甲信越、近畿、中国、四国、九州、沖縄。各地区大会から全国大会へ、26チームが出場を決めました。この中からトップをめざして競い合います。
全国大会は、11月17日(日)に両国国技館にて行われました。当日の様子はYouTubeのロボコン公式チャンネル及びテレビ放送にて見ることができます。 - 競技課題
競技のミッションは「着地」そして「回収と帰還」です。
これは昨今話題となった月面探査機SLIMの『ピンポイント着陸』や、はやぶさ2の『サンプルリターン』などがイメージされています。- ロボット自身が別のロボットを発射し、狙った位置に「着地」させます。
- 目的地に散らばるボールや箱といった、形状の異なる得点オブジェクトを「回収」します。
- 元のロボットが待機する場所に「帰還」します。
競技時間は2分30秒!アイデアを駆使してミッション達成&高得点の獲得を目指します。
- ろぼっと倶楽部Aチーム プロジェクト名:銀火(ギンガ)
このロボットのコンセプトは、限られた時間で最⾼の成果を発揮することを⽬指す、まさに「⽇⾷」のような存在を⽬指して名付けられました。⽬標は全国⼤会2連覇を掲げ、競技で重要となる「安定性」と「ミッションコンプリートのスピード」の両⽴を追求しています。 特徴的なのは3⼈の操縦者が複数のロボットを操作することにより、安定した得点性能を実現している点です。これにより、競技中のミッション遂⾏が確実に⾏えるようになります。
さらに、ロボット⾃体が特定のミッションを完了した後に発射され、帰還する仕組みを持たせることで、スピード性能も兼ね備えています。
このような仕組みにより、ミッションの成功率と処理速度の両⾯で⾼いパフォーマンスを発揮できる設計となっています。
全国大会の様子
YouTube近畿大会の様子
YouTubeメディア一覧
全国大会の放送
- NHK総合テレビ(全国)
2024年12⽉15⽇(⽇)午後2:00〜2:54
※NHK+で⾒逃し1週間配信も予定しています - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=W5jt8yTYAWg (当日ライブ配信アーカイブ)
近畿大会の放送
- NHK総合テレビ(関西地方向け)
2024年11月10日(日)午前11時~午前11時54分 - YouTube
https://www.youtube.com/live/uKVMqD9FoK0 (当日ライブ配信アーカイブ)
高専ロボコン過去実績
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2024年度:全国大会優勝(2年連続優勝・6年連続出場)銀火(ギンガ)
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2023年度:全国大会優勝(5年連続出場)
鴉(カラス)
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2022年度:全国大会特別賞(マブチモーター賞)受賞(4年連続出場)
AIRsROCK(エアーズロック)
高専ロボコン近畿地区代表特番で本校ろぼっと倶楽部が登場します!|大阪公立大学工業高等専門学校