研究室のイベント
2025年12月13日
- 2025年度
パワエレ学会評議員会・定例研究会~若手のための研究会~@大阪公立大学に参加しました!
6/14(土)に大阪公立大学中百舌鳥キャンパスにて,パワエレ学会評議員会・定例研究会が開催されました。評議員会は恒例のことでありますが,今回の定例研究会は~若手のための研究発表会~と銘打たれておりまして,学生や若手エンジニアが主体となって開催されるものです。発表形式も比較的発表しやすい,ポスターセッション形式としております。なお,この発表会は毎年恒例のイベントでして,昨年度の様子については下記リンクからご覧ください。
- 昨年度記事:パワーエレクトロニクス学会定例研究会で発表!
大阪公立大学中百舌鳥キャンパスは大阪メトロ御堂筋線のなかもず駅(もしくは南海本線の中百舌鳥駅駅)から歩いて15分程度の場所にあります。ただこのキャンパスは大変広く,調べたところUSJの90%分程度の面積だそうです。そのようなこともあり,駅から最も近い中百舌鳥門にたどり着いてからさらに目的の施設まで10~15分ほど歩くこともあります。また,キャンパスの西側に訪問する際はなかもず駅でよいのですが,東側へは実は南海本線の白鷺駅の方が近くなります。単に地図アプリにキャンパス名で経路検索をして鵜呑みにすると,想定以上に時間がかかることがありますのでご訪問の際は十分ご注意ください。私は博士前期課程でこのキャンパスにおりましたが,2年間だけ,かつコロナ禍でしたのでいまだに全容がよくわかっておりません。
さて,評議員会もそこそこに,今回の定例研究会では,32件の発表がありました。電力変換器,電動機・発電機様々なテーマがございました。学生の層もM1,M2がほとんどでしたが中には学部4年生で発表にトライしている学生もおりました。本発表会では,大きな成果があればもちろん素晴らしいですが,どちらかといえば学外での発表にチャレンジすることに大きな意義があり,指導教員以外の先生やエンジニアの方に有益な指摘や助言をいただき,研究のブラシアップにつなげることが重要というのが共通認識です。次年度以降は榎倉が指導する学生にもチャレンジしてもらおうかと考えております。
なお,今年度は本研究室から若手研究会にて,専攻科の竹中君が発表いたしました。竹中君は去年度も発表しております。詳細な発表情報は下記のとおりです。講演資料は公式サイトにアップロードされておりますので,ご興味のある方はぜひご覧くださいませ。
- B-04:ZETAコンバータへの電流モード制御適用に向けたインダクタ電流に関する伝達関数解析の実機検証,竹中 敬士・乾 伊織・榎倉 浩志・川上 太知
またこれも毎年恒例でありますが,若手向けにパワエレ技術について特別にご講演をいただいておりまして,今年度は大阪大学の舟木剛教授に「EMC・熱の観点でのパワーモジュール・回路設計」という題目で,パワエレ回路の実装で切っても切れない,「EMC・熱」に関して解説をいただきました。
![]()
さらに竹中君は今年度も素晴らしい発表であるとの評価がされまして,若手幹事特別賞を授与されました。ちなみに竹中君はパワエレ学会で3回目の発表となり,これで連続3回での受賞となります(2024, 2023年度はIEEE IES Japan Joint Chapter 若手優秀発表賞)。
![]()
次回は来月に電気学会SPC・MD合同研究会が立命館大学びわこくさつキャンパスで開催されます。この研究会はパワエレ学会も共催いたします。年の暮れで学生の卒論指導等で何かと忙しく,またインフルエンザが流行っておりますが,体調管理に気を付けながら今後も精進してまいります。
【榎倉】
本研究室のご支援をご検討されている方は下記リンクをご参照ください。